出産準備、どうすればいい?迷いがちな方へ
昨年末に出産したつきのこです。
思い返すと、ちょうど1年前の今頃は、徐々に大きくなっていくお腹を愛おしく感じながらも、ネットで調べた出産準備リストの品目の多さに圧倒され、出費への不安も感じていました。
哺乳瓶、ベビー服、ベビーベッド、おむつ用品、抱っこ紐…。
本当に全部必要なの?と、初めての私は取捨選択に迷いながら、ひたすら情報を集めていたのを覚えています。
今回は、そんな私が妊娠中〜出産、そして産後3ヶ月までに実際に揃えたものと、かかったリアルな費用をまとめてみました。
「必要最低限で済ませたい」「できるだけ費用を抑えたい」と考えている方へ、中古品も活用した私自身の経験を、正直にシェアしたいと思います。
また、私は海外在住のため、日本から取り寄せた育児グッズについてもリストアップしています。海外在住のプレママ・プレパパさんにも、少しでも役立つ内容になれば嬉しいです。
この記事でわかること
- 妊娠中〜産後に買ってよかったもの・不要だったもの
- 実際にかかった出産準備の費用と節約のコツ
- 自分たちの育児スタイルに合った準備方法のヒント
買ったものリストと費用
まずは、私が実際に妊娠中に購入したものと、その費用の合計を紹介します。
【ママ用(産前から使用)】
授乳ブラ(7000円/4枚)
マタニティ下着(4000円/3枚)
マタニティ服($80/ロンパース)
マタニティレギンス(頂き物)
マタニティ用腰サポーター(頂き物)
【ベビー用】
産着・肌着・カバーオールなど($0/中古&頂き物)
ミトン($0/中古)
スワドル、おくるみ(頂き物)
哺乳瓶($20)
粉ミルク($43)
おむつ($25)
お尻ふき($9)
ガーゼクロス(頂き物)
バスタオル($20/3枚)
ベビーソープ($20)
保湿剤($20)
ベビーラップ($0/中古)
【入院準備品】
産褥用オムツ($18)
ナプキン($10)
乳頭クリーム($13)
【インテリアと生活用品】
ベビーベッド($100/中古)
マットレス($120)
シーツ($13/2枚)
防水シーツ($20/2枚)
蓋付きゴミ箱($8)
おむつ用バスケット($29)
ベビーバス($100)
ハンガー($0/中古)
チャイルドシート(頂き物)
体温計(頂き物)
メルシーポット(1万円)
おもちゃ全般($0/中古)
ハイチェア($0/中古)
合計 21,000円 + CAN $668
詳しい購入品のレビュー記事は後日投稿します。
あえて買わなかったもの
出産準備リストに載っているけど、私が買わなかったものはこちらです。
スタイ
理由:よだれが増えるのは離乳食開始時期と聞いたので。
実際:離乳食開始まではガーゼで十分だった。
バウンサー
理由:高価だけど、ベビーが気にいるか分からなかったので。
実際:我が家では、抱っこ紐+ヨガボールに座って縦揺れがあやすのに最適だったので不要だった。
お尻ふきウォーマー
理由:いらないという口コミを結構見かけた。
実際:室温で十分。泣くときは泣くし、泣かない時は泣かない。
おむつ用ゴミ箱
理由:いらないという口コミを結構見かけた。
実際:こまめにゴミ出しができる環境なので、普通の蓋つきゴミ箱でも臭いは気にならない。
ベビー用爪きり・爪やすり
理由:電動式のベビー爪やすりを検討していたが、手動でも良さそうな気がしたため。
実際:家に余っていた小さな爪やすりで代用。特に問題なし。
マザーズバッグ
理由:手持ちの大きめリュックで代用できそうだと思ったため。
実際:問題なし
ベビー洗剤
理由:普段から優しめの洗剤を使用していたため。
実際:特に肌荒れを起こす様子もなかったので、継続して大人と同じものを使っています。
おしゃぶり
理由:必要時に購入すれば間に合うだろうと思っていたため。
実際:出産した病院の助産師さんに、できるだけ使用しないように指導を受けたので購入に至らず。
綿棒
理由:近所で販売しているところを見つけられなかった。
実際:普通サイズを水で濡らして、指で細く成形して使っている。
哺乳瓶洗浄用品
理由:本格的に哺乳瓶を使うようになったら購入しようと思っていたため。
実際:完母がうまくいったため必要なかった。
実際に頻繁に使うシーンが想像できなかったり、今あるものが使えそうだと感じたものは一旦購入を保留しました。
買ったけど使わなかったもの
一方で、買ったけれど結局使わなかったものもありました…。
それは、哺乳瓶と粉ミルク。
完母を希望していたものの、念のために新生児用の哺乳瓶を2本と粉ミルクを1箱だけ用意していました。実際は、出産した病院で液体ミルクをもらえたこと、そして比較的早く母乳量が安定したこともあり、哺乳瓶は一切使わずに済みました。
しかし、洗浄・消毒グッズなどは揃えていなかったので、無駄は最小限に抑えられたと思います。
産後に買い足したもの
産前の段階では購入を保留したものうち、買い足したものもあります。
授乳用チェア($300)
購入時期:生後まもなく
理由:泣かせないようにベビーを抱いたまま寝ることが多く、少しでも楽に休めるように購入
授乳クッション($0/中古)
購入時期:生後間もなく
理由:手持ちのクッションで調整するのが予想以上に大変だったため。
フリース前あきパジャマ($40)
購入時期:生後間もなく
理由:授乳中、寒かったため
着る毛布($50)
購入時期:産後まもなく
理由: 添い寝や抱っこしたままうたた寝する時に、ベビーに毛布がかからないようにするため
搾乳機($50)母乳保存バッグ($6)
購入時期:生後1か月
理由:夜中の授乳中にベビーが寝落ちしてしまうことが増え、搾乳する機会が増えたため
授乳ライト ($20)
購入時期:生後1か月
理由:授乳ライト代わりに準備してたライトが思ったより明るかっため
母乳パッド($8)
購入時期:産後1ヶ月
理由:母乳が漏れるようになったため
抱っこ紐($30/中古)
購入時期:産後1か月
理由:ベビーラップは夫にとって難しかったため
ヨガボール($20/中古)
購入時期:生後3か月
理由:縦揺れであやすと寝るようになったため
ベビーカー($250)
購入時期:生後3か月
理由:少しずつ外出の機会が増えてきた&雪が溶けて散歩できるようになってきたため
ベビーモニター($70/中古)
購入時期:産後3か月
理由:別室での就寝を機に購入。もっと早く買ってもよかったかも!
合計 $844
ベビー用品に目が行きがちだった産前準備。でも、実際に育児が始まってみると、親側が使うアイテムを買い足すことが多かったです。
準備を振り返って思うこと
私が初めての妊娠出産〜8ヶ月の育児を通して思うのは、最初から全部揃えなくていい!ということです。
今はネット通販で必要なものがすぐに手に入る時代。
私は赤ちゃんや自分たちのスタイルに合わせて、少しずつ買い足す方がムダがなくて気持ち的にも楽でした。
今回の出産関連用品の購入遍歴を改めて振り返ると、産後の追加購入はそれなりの出費だったことが分かりました。でも、産前に中古品を上手に活用し初期費用を抑えたことで、産後の余裕につながり、結果として今までのハッピーな育児につながっていると思います。
愛おしい赤ちゃんのために、できること全てを準備してあげたい気持ちもありましたが、物量的にも金銭的にもなるべく無駄が出ないことを意識することで、結果的に効率のよい買い物ができたと感じています。
これから準備を始める方へ
出産準備は、「全部完璧にしなきゃ」と思うと不安になることも多いですが、大切なのは赤ちゃんと家族にとって心地よい育児環境を作ること
育児スタイルは家庭ごとに違いますし、必要なものも日々変わっていきます。
無理に全部揃えようとせず、自分たちのペースで準備を進めていってくださいね。
このブログが少しでも出産準備のヒントになれば嬉しいです。
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