最近、食洗機を回すタイミングを変えてみて、とある家事が楽になりました。
それはきれいになったお皿を片付けるという、本当に些細な名もなき家事。
我が家の食洗機は北米ではよくあるサイズのもの。2人家族には大きいので、夕飯後に3食分をまとめて洗浄。洗い終わったら、夜間は食洗機の扉を開けっぱなしにして自然乾燥させておき、朝起きてから中の食器を片付けていました。
だけど、この”朝から食器の片付けをする”のが、私はなぜかとても嫌で気が乗りませんでした。
朝起きて、朝食をササッと作って食べて、「さぁ、この皿を食洗機に入れよう」と思っても、まずは片付けなければなりません。この引っかかる感じがなんとも言えないモヤモヤです。
そうはいってもやるしかないので、タイマーをかけてやる気を出してみたり、好きなYouTubeを見ながらやったりと工夫したのですが、モヤモヤは拭えません。とにかく心を無にしてやってきていたのですが、ある時たまたま食洗機を回すタイミングがずれた日があり、昼食後に食洗機を回すことになりました。
これが私にピッタリとハマったのです!
- 昼食後
食洗機を回し、完了したら扉を開けて自然乾燥させておきます。
- 夕食準備
なんだかんだしているうちに、夕飯の支度を始める時間になります。
- 同時進行で
片付け食材の下準備をしている時は忙しいですが、煮たり焼いたりしている間は手が離せそうなことも多いので、火元の様子を見つつ、ちょこちょこと食洗機の中の片付けをし、ついでに使った道具類も片付けます。
- 夕食完成あら不思議!
食洗機内にあったお皿は片付き、さらに調理過程で出た洗い物は食洗機に入っているので、カウンターの上も片付き、さっと盛り付けに取り掛かれます!
どうしてあんなに嫌だったお皿の片付けが、この流れだと何の気もなく取り掛かれるのか?
私自身もはじめは不思議でしたが、振り返ってみると”皿の片付け”という作業自体が簡単すぎて、逆にそれに時間を割くことが面倒に感じてしまっていたんだと気がつきました。新しい方法だと目や耳・頭は料理に注意しているので、片付けには脳みそを使わず取り組めている感じがすごく気持ちいいし、丁度いい感じがします。片付けをしているつもりがないのに片付いていくので、すごく楽です。
さらに、このメリットはお皿の片付けのハードルが下がったことだけではありません。数の少ない調理道具の「使いたいのに洗えてなくて使えない!」問題も解決したのです。我が家の場合、ザルやゴムベラ、ブレンダーなどはいくつも持っていないので、昼食やお菓子作りで使用してしまうと夕食作りに影響していました。しかし今では、急いで手洗いしたり拭いたりすることから解放され、献立を考えるのが楽になりました。道具の数を増やすべきかと考えていましたが、この方法だと上手く回していけそうなので嬉しいです。
ちなみに、夕飯が済んだお皿は食洗機に入れておくと翌朝のニオイが心配なので、朝までシンクに浸けています。翌朝の朝食の後にまとめて2食分のお皿を食洗機に入れるようにしています。
今までは何となく「朝起きたてはキレイなキッチンでスタートした方がいいのかも」と思っていたのですが、私は夕飯後にキッチンリセットをしっかりやるタイプでもないので、ズボラな自分に合った方法がようやく見つかって嬉しいです。
暮らしって面白いなぁと実感したつきのこでした。
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