2年ぶりの日本#2 人間ドック編

インドア派のおでかけ

医療費が無料のカナダ。しかし日本のように気軽にクリニックにかかることは難しく、予防医療も受けづらいのが現状です。

ちなみに、私は長年低用量ピルを服用していて、日本では半年に1度は採血、年に1回はがん検診等を受けていたのですが、カナダでは初診ですらこのような検査は一切ありませんでした。この時はプライベートクリニックに有料でかかりましたが、問診のみで約1年半分のピルの処方箋をもらいました。

体調は悪くないものの、定期検診ができていないのがやはり不安だったので、今回の人間ドックは私たち夫婦にとって大事な一時帰国のミッションでした。

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さまざまな施設とプラン

カナダの医療システムに不満を抱え、漠然と「日本に帰ったら人間ドックを受ける!」と決意していたものの、本格的に調べ始めると、施設ごとに検査内容や所要時間・費用が全く異なることを知り、どこで受けるかすごく悩みました。散々迷ってとある施設に連絡したものの『その日は空きがない』と断られ、2件目の施設も『コロナの関係で入国から2週間以下の方は検査できない』と断られてしまいました。結局3件目の施設でようやく予約に漕ぎ着けましたが、今回は滞在期間が短かく日程に余裕がなかったので、2件連続で断られた時はかなり焦りました。私が調べた施設ではどこも電話予約となっており、はじめは億劫だ、不便だと嘆きましたが、結局あちこちに連絡する羽目になり電話の手っ取り早さに救われました。Skypeの残高が残っててよかったです。笑

人間ドックを受ける前に

私が予約した施設では、事前に問診票や便・尿検査キットの送付がありました。全て帰国時の滞在場所である実家に送ってもらうようにしましたが、私は帰国して3日後に人間ドックというハードスケジュールだったので、事前検査はバタバタでした。

スーパー銭湯気分

当日は朝9時に検査施設に到着し、渡された検査服に着替えて検査開始です。施設内を見渡すと『結構受ける人多いんだなぁ』という印象。思ったより若い人も多く安心しました。人間ドック専門の施設だったのでスタッフも慣れていて、かなりスムーズに検査が進んでいきました。みんな同じ検査服を着て、施設内をぐるぐる回って、最後には美味しいランチやデザートも付いていて、ちょっとしたスーパー銭湯にでもいるような気分で楽しめました。レディース検診や胃カメラ(麻酔あり)を受けましたが、昼食や血液検査の結果説明を入れても5,6時間ほどで終了。あっという間でした。費用は夫と2人で12万円ほど。とにかく久しぶりの採血で2年前と大きく変わらないことを確認できて安心しました。エコーやがん検診などの結果は後日(実家宛に)郵送されるとのこと。楽しみです。

一安心

初めての一時帰国で初めての人間ドック受診。
一時帰国は他にもやりたいことだらけで、予定を組むだけで一苦労でした。やっと日程の調整がつき、予約したのが受診の2週間前だったのですが、ギリギリを攻めすぎた感じがします。今回受診した施設は快く受け付けてくださいましたが、満員で断られた施設もあったので実際はもう少し早めがいいのだろうと感じました。

受診した施設は当初は第3候補ではありましたが、とても気持ちよく検査を受けることができよかったです。朝の通勤ラッシュにより来院に車で1時間近くかかってしまったことや、費用を考慮しても、丁寧に検査してもらえたことが嬉しかったし、またここで受けたいと思えるサービスでした。そしてやはり(全ての結果は出ていませんが)自分の身体の状態を知れたこと、安心できたことが一番嬉しかったです。健康はお金では買えないので、カナダの医療システムが改善されない限りは定期的に受けたいなと思いました。

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