初めてのエアカナダ・シグネチャークラス(ビジネスクラス)体験記

ビジネスクラス インドア派のおでかけ

先日、日本からカナダに移住しました、つきのこです。
カナダ人と猫1匹を連れての移住です。

移動時期は、まだ渡航規制が緩和される直前だったので、国際線はバンクーバー空港のみに限られていました。

移住先のモントリオールまでのフライトプランとしては、
①成田→バンクーバー(国際線)
②バンクーバー→モントリオール(国内線)
の2回に分けて移動しました。

今回は国際線、国内線ともにエアカナダのシグネチャークラス(ビジネスクラス)を利用しました!

初めてのビジネスクラスは、感動ポイントだらけだったし、国際線と国内線でも違いを感じたので、思い出日記がてらまとめてみようと思います。

ひょっとしたら、この記事は
・シグネチャークラス(ビジネスクラス)ってどんな感じ?と思っている方
・食事や座席、サービス、料金はどんな違いがあるの?と思っている方

の役に立ったり、立たなかったりするかもよ!

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国際線

チェックイン

  • 優先チェックインカウンター:なし
  • 保安検査の専用レーン:なし
  • 受託手荷物には優先タグが付けられ、受け取り時の待ち時間が少ない
  • ラウンジの利用可能

コロナ禍で運行便数を減らしているせいか、ビジネスクラス優先のチェックインカウンターと保安検査場の専用レーンはありませんでした。

成田での乗客は予想していたよりも多く、客層はカナダ人ファミリーがほとんど。みんな大荷物&大人数だったので、組数的には多くないはずですが、チェックインには結構時間がかかりました

チェックイン自体は普段通りですが、受託手荷物には赤い優先タグがつけられました。到着先で荷物の引き渡し時に優先されるので、待ち時間なく荷物が受け取れました。

ラウンジの案内がありましたが、搭乗ゲートとは反対に位置していたので時間の都合で行けませんでした。

搭乗

  • 優先搭乗でスムーズな乗り降り


優先的に搭乗できるので、焦らず座席周りの準備ができました。

この後座席についても紹介しますが、隣の席の人を気にしなくていい座席配置なので、身の回りの整理に十分なスペースが確保できました。

席に着くと、クルーの方が乗客1組ずつ回って挨拶してくれました。
今回ビジネスクラスを利用していたのは、私たち夫婦、大きな子どもがいる家族、ビジネスマン1人の3組だったこともあり、クルーの方も余裕があったのかもしれません。
乗客3組に対して、担当クルーが2名だったので、かなり手厚いサービスです。

猫と一緒に搭乗したのですが、スタッフみんなが声をかけて可愛がってくれました。ニャーニャーとうるさく鳴くので、周りに迷惑をかけていることが心苦しかったのですが、優しく接してもらえて良かったです。

座席とアメニティ

  • 半個室のような座席
  • 微調整可能でフラットになるシート
  • 豊富なリネン類とアメニティ
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座席は上の写真のような感じ。
半個室なので、『隣の席のスクリーンが眩しくて眠れない!』ということはありませんでした。

座席の横についている小さな画面をタッチすると、リクライニングの調整が出来ます。背面だけでなく脚の部分も動くので、楽な姿勢で座れるし、完全にフラットになるので就寝時も快適です。

椅子の上に乗っている袋はリネン類。羽毛布団や枕、マットレスパッドが入っています。普段だと肌寒い機内で足がキンキンに冷えてしまう私でも、羽毛布団だと快適に過ごせました。

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スクリーンも大きい!

上の写真のスクリーンの前に置いてある黒いポーチはアメニティが入っていて、ポーチごともらえます。(歯ブラシ、歯間ブラシ、耳栓、靴下、アイマスク、アロマオイルが入っていました)

写真ではわかりにくいですが、座席横にはUSBポート、スクリーンのリモコン(PSPのような形で、ゲームもできる)も設置してあります。

また、イヤホンではなくヘッドホンを貸してもらえます。

そういえば、コロナ禍になってからおしぼりの配布ってなくなったのかな?なかったな。

今回は猫を足元に置いていたのですが、荷物を頭上の棚に収納できる場合は、かなりゆっくりと足を伸ばせます。

優先搭乗で早く搭乗し、フライト前に飛行中に必要なものをあらかじめ座席周りに用意しておくと、優雅に過ごせますよ☆

食事

  • 使い捨てではない器やカトラリー
  • 食事が美味しい
  • サービスが丁寧
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メニューは決まっていて、メインを選ぶことはなかったのですが、それぞれがきちんと器に盛り付けられていて、カトラリーも金属製でした。(おかげでチキンが切りやすい!)

今回の夕食は、グリルされたチキン&野菜、サラダ、生ハム、ピスタチオケーキ、チーズとドライフルーツでした。

普段は機内食のにおいがとても苦手でほとんど食べられないのですが、今回はとても美味しくて完食しました!

搭乗前にあまり時間がなくて昼食が取れなかったので、おいしい食事が出てよかったです。

飲み物は種類は多くなかったものの、シャンパンやワインもありました。私は猫が心配だったのでお酒は飲みませんでしたが、機会があればいつか飲んでみたいです!

食後にはビジネスクラスの先頭には水とスナックの棚が置かれ、自由に利用できました。

機内の電気が消えた後も、夫がPC作業をしていたせいか、クルーが何度もコーヒーのおかわりの確認をしてくださっていました。クルーはエコノミーとは比較できないくらいとても親切でフレンドリーでした(笑)

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こちらは朝食。

国内線

チェックイン&搭乗

  • 優先チェックインカウンター:なし
  • 保安検査の専用レーン:なし
  • 受託手荷物には優先タグが付けられ、受け取り時の待ち時間が少ない
  • クルーの挨拶はなかった

チェックインから搭乗までは国際線と同様で、優先搭乗以外は特にエコノミーとの差はありませんでした。

国内戦はシグネチャークラス(ビジネスクラス)もほぼ満席でした。客層は意外にも赤ちゃん連れのファミリーや子ども連れが多かった印象です。

国際線ではクルーが挨拶回りをしていましたが、国内線ではありませんでした。

座席とアメニティ

シート自体は国際線とほとんど変わりませんが、スクリーンのリモコンが通常のリモコンタイプでした。(PSPみたいじゃなかった)

機体によって仕様に差があるようですが、どちらも快適でした!

国際線でもらったポーチの配布はここではありませんでしたが、ヘッドホンや消毒用アルコールやマスクなどの配布はありました

食事

  • 使い捨てではない器やカトラリー
  • 食事が美味しい
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5時間程度のフライトだったので食事は1回のみで、スナックが出ました。
ポテトチップスとリンツのチョコレート、おいしかった!
食器等は国際便と同様です。

クルーのサービスは当然エコノミーより丁寧でしたが、乗客が多かったことも関係するのか、国際線のシグネチャーに比べると親身度は劣る印象でした。必要最低限のサービスという感じ。

感想・まとめ

猫づれでのフライトが予想以上に大変で、ほとんど眠れず、食事もゆっくり楽しめず、ひたすらに猫の鳴き声の大きさに気を揉み続けたフライトではありました。笑

だけど、エコノミーだと周囲との距離が近くもっと大変だったはずだし、クルーさんのサービスもいいので、こういう機械にシグネチャークラスを利用できてよかったです。

ペットだけでなく、赤ちゃん連れの家族も快適に過ごせるはず!

自分に子供ができた時に、飛行機に乗るならシグネチャークラスがいいな!と勝手に思いました(笑)

コロナ禍ということで、サービス内容も縮小していると思われますが、とても満足できる飛行時間でした。

おまけ:エアカナダのシグネチャークラス料金は?


日本・カナダ間のエアカナダのシグネチャークラスの料金(片道1人分)を調べてみたところ、国際便はエコノミークラス+50万円前後〜、国内便だと+10万円程度で乗れるようです。

一時帰国で利用するとなると+100万、夫婦で+200万かぁ。。。(遠い目)

しばらくは飛行機に乗ることもないと思いますが、いつかまたビジネスクラスに乗れたらいいなぁと思います。

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