カナダの配偶者ビザの書類準備の過程で必要な”Certified Copy(認証コピー)”。
紆余曲折ありようやく取得できたので、一連の流れをまとめてみようと思います。
できる限り詳細に書いてみたので、参考になるといいなと思います!
・公証役場への行き方、認証の取得方法を知りたい方
”Certified Copy(認証コピー)”とは?
そもそもCertified Copy(認証コピー)とは、簡単にいうと、『原本と同じ内容のコピーですよ』と認証されたコピーのことのようです。日本では耳にしない言葉ですが、海外出身の夫や友人によると、アメリカやカナダでは郵便局などでも認証コピーが取れるそうです。
免許証や保険証のコピーを、書き換えたり加工したりすることを防ぐためなのかなぁ?
彼らも理由はわからないと言っていました。
内容と書類の形式は?
私たちが受け取った書類は以下の書類を冊子にしたものでした。
1、私たちが署名した宣誓書(『原本を正しくコピーしました』と誓う)
2、認証を受ける書類(私たちの場合は数枚ありました)
3、公証人の署名と『証明します』と記載されている書類
4、3の英語訳バージョン
実は夫自身もcertified copyは経験がないそうで『どんな書類かは知らない』らしい(笑)
だけど、公証役場の方も慣れていましたし、他の方の記事も読み漁ってみましたが、このように『宣誓書』をコピーに添付する方法が一般的なやり方のようです。
日本で認証コピーを取得するには、公証役場に行くべし。
上記一式の書類は公証役場で作成してもらえます。
注意点や費用・時間、詳しい手順は以下の通りです。
注意点1:事前に予約をする
公証役場は予約必須のようです。
近くの公証役場に電話をして依頼の内容を伝えると、訪問の日時を決めてもらえました。
予約は混雑状況によるので、提出期限までに余裕を持っておきたいですね。
注意点2:必要な書類は全てコピーして持っていく
公証役場ではコピーできないので、事前にコピーしたものを持って行きます。
また、各書類(免許証や保険証など)1種類ずつコピーするように公証役場の電話担当の方に言われました。(数種類の書類をまとめて1枚の紙にコピーしない)
私は不安だったので、何枚か違う向きでコピーしたものなど色々持って行きました。
が、実際行ってみると、厳しく書類をチェックされるような感じではなかったです。
鮮明にコピーされていれば大丈夫だと思いました。
確認される書類と手順
公証役場に持っていったものは、認証を受ける書類以外に、パスポートと免許証と原本です。
印鑑も念のため持って行きましたが、不要でした。
手順としては、
①事務の方?が認証を受ける書類と身分証明書の確認をする。
②公証人の前に案内される。
③公証人にもう一度書類の用途等を説明し、
公証人がパスポート等と照らし合わせて私たちの身分確認をする。
④事務の方と公証人と私たちで宣誓書の内容を確認し、署名。
⑤公証人が証明書に署名。
⑥1冊にまとめられた完成品を確認し、支払いをして終わり。
かかった費用と時間
私たち場合は婚姻に関わることなので夫婦2人分の数枚の書類に認証が欲しかったのですが、全ての書類を1冊にまとめても構わなかったので、費用は1通分で英語翻訳版の¥11,500でした。
何枚もあるので何万円もかかるかもしれないとビビっていましたが、よかった。
収入印紙等で支払うのかと思っていましたが、現金で支払えました。
複数の場所に提出する場合や、夫婦でも各個人で認証が必要な場合は2通分になるのかもしれません。
費用は事前に電話予約の際に確認できます。
訪問して受け取るまでは、トータル25分くらいでした。
1時間くらいかかると思っていたので、とても早かったです。
雑談(ここまでの苦労話)
弁護士、大丈夫か?
実は私たち、ほんの2週間前まで”Certified Copy”の必要性を知らなかったんです。
ビザ申請に必要な書類の種類については、弁護士さんから話があったので、あっちこっちからかき集めて準備万端にして「さて、翻訳会社に送ろうか!」という段階まで2週間前に来ていました。
しかし、発送前に書類に不備がないかセルフチェックしていた時、いろんなHPで『Certified Copy』という文字を見つけたのです。
夫に相談してみると、カナダ移民局のHPを調べてくれて、『やっぱりCertified Copyが必要そうだよ』と。
弁護士に移民局のHPに記載されている内容を確認してみると『翻訳会社がよく知っているはずだから、彼らの指示にしたがって』と言われてしまいました。
その答えは弁護士としてどうなのよ。。
一応、翻訳会社(大手)の担当者にも聞いてみましたが、『そういった書類はみたことがないなぁ』とのこと。
ですよねぇ。
弁護士はCertified Copyの指示をせず、翻訳会社に任せていいと言った。
↓
翻訳会社はCertified Copyを見たことがない。つまり必要ではなさそう。
↓
だけど移民局のHPにはCertified Copyが必要と書いてある。
↓
じゃあ、念のためCertified Copyを提出しようか。
という流れで、やっとここまで辿り着いたというわけです。
こんな弁護士にウン十万も払っていていいのかと思います。。
今後、期待を裏切らない仕事をしてくれることを祈るばかり。
問題はビザが貰えるかどうか
海外関連で公証役場に行くとなるとアポスティーユについて書かれている記事が多かったので、手探りでもCertified Copyをクリアできて、とりあえずホッとしています。
本当にクリアしたかどうかは、ビザが貰えるかどうかにかかっているので、今は分からないことですが。
とりあえず、やり切った気持ちでいっぱいーー!
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