先月、我が家のバスルームに“浴室乾燥“的なものをこしらえてみた。今まで惰性で干していた寝室の洗濯物たちに、特等席を設けるためだ。
カナダで暮らし始めて、乾燥機で洗濯物を乾かすことが当たり前になったけど、中には乾燥機に入れられない衣類もある。洗濯物の数こそ少ないけれど、やっぱり部屋干しスペースの確保は必要で、それに選ばれていたのが寝室だった。
寝室は洗濯機からの動線も悪くなくて、一応陽も入るのだけれど、やっぱり部屋干しだと乾きが遅いし、寝るときの湿気や生活感も気になる。洗濯物を乾かすのにもっと適した空間を作れないかなと思いつつも、なかなかピンとくるアイデアが浮かばず2年が過ぎてしまっていた。そんな中、突如浮かんだアイデアが『浴室乾燥』だった。
手作り浴室乾燥についてネットで調べてみると、思ったよりたくさん自作情報が得られて自信がついた。急いで夫に相談してみたところ、夫も『バスルームはずっと除湿機を点けているから丁度いいね!』とノリノリで賛成してくれた。
初めは、日本の浴室乾燥のようにバスルームに洗濯ポールを設置するつもりでいたが、ホテルのような物干しレールを付けてみてはどうかという話になった。物干しレールを付けているバスルームのアイデアはPinterestではほとんど見つけられず少し不安ではあったけど、あれこれ商品を見ていく中で1番気になった『pid 4M(森田アルミ工業)』を購入することにした。バスルームのインテリアを邪魔しないシンプルなデザイン、性能、そして日本製というのが購入の決め手。(今回、初めて楽天グローバルエクスプレスを使ったので、その内容についてはまた別で書けたらいいな。)
届いた物干しレールはバスタブの真上に設置した。毎日バスタブに浸かるわけではないので、ここにかけておけばシャワーや洗面所を使うたびに洗濯物を移動させる必要がないし、水が滴るようなものを干すときも排水に困らない。
物干しレールは、とても作りがしっかりとしていて大満足なものだった。梱包も説明書も丁寧だし、商品自体のクオリティも「さすが日本製〜!」と久々の日本の商品に感動してしまった。レールが戻る時も早過ぎないので危なくないし、たわみも少ないので使っていて全くストレスがない。日本から購入するのは若干高くついたけど、それでも買ってよかったと思う。
大事に使って長く愛せたらいいな。
コメント