朝食はパン派の我が家。カナダのスーパーでは、未だに「これ!」というパンに出会えていないので、自分で作っています。パン作りといえば面倒・難しいと思う方もいると思いますが、今回紹介するレシピは本当に簡単。捏ね・形成なしで、計量から約2時間で食べられるので、ズボラな私もヘビロテしやすいレシピです。
普段作っている分量(iwakiの耐熱ボウル1.5Lが2つ分)で、作り方をご紹介します。
材料
- All purpose flour”:510g
- 塩:10g
- ぬるま湯:450cc
- 砂糖:8g
- ドライイースト:8g
- バター:大さじ1程度
使う道具
- ボウル
- 計量カップ
- 木べら
- フォーク2本
- 耐熱ボウル2つ(iwakiの1.5Lサイズを使用)
作り方
- ぬるま湯、砂糖、ドライイーストを混ぜ合わせ、5〜10分放置する。
- 小麦粉と塩をボウルに計量して、混ぜ合わせておく。
- 1がボコボコとしてきたら、2に注ぎ入れ、木ベラなどで粉気がなくなるまでよく混ぜ合わせる。
- ボウルに蓋をして、暖かいところで1時間発酵させる。
- 生地全体がボコボコと膨らんでいたら発酵完了の合図。耐熱ボウル2つにバターを半量ずつ塗っておく。
- フォーク1本を使って生地の側面をすくい内に折り込む(パンチ)作業を、ぐるりとボウル1周行う。
- フォーク2本を使い生地を真ん中から2つに割くように分け、それぞれを耐熱ボウルに入れる。
- 蓋をせず、30分ほど常温で放置する。オーブンを425℉に予熱しておく。
- 425℉で15分、その後375℉に下げて15分ほど焼く。
- ボウルを返してパンを取り出し、好きな大きさに切り分けたら、召し上がれ!
ポイント
- バターは無塩でも有塩でもおみで。ボウルに塗る前に電子レンジで10秒ほど温めると、ちょうどいい柔らかさになります。
- 我が家のオーブンは発酵機能がないので、Broilで30秒くらい温めたオーブンの中で発酵させています。ライトもつけたままにしておくと、温度が下がりにくいと思います。
- 生地をフォークで切り分けるときは、切り裂く動作を何度か繰り返して行います。ある程度切れたら、2本のフォークで挟んですくい上げるようにすると、うまく耐熱ボウルに移せます。
- 焼き上がり後は、ボウルにパンがくっついている部分もあるので、フォークでつついて剥がすと綺麗に外せます。
- 耐熱ボウルのサイズは手持ちのものでいいと思いますが、記載した分量で作る際は必ず2つに分けて焼くことをお勧めします。
- 我が家はビルトインオーブンで作っていますが、オーブンレンジの場合は半分量で作ったほうがいいかもしれません。(2分割しで)
- オリーブを刻んで生地に入れても美味しかったです。
あとがき
冒頭に『朝はパン派』とは書いたものの、本当はお米が大好きなつきのこです。
でも、カナダでお米を買うとなると、若干高く感じるのが正直なところ。日本にいた頃のようにお米中心の食生活を継続できたら健康的かもしれないと思いつつも、家計を考慮して小麦や芋をメインにすることが増えました。今では、日本でお米を買っていたのと同じノリで5kgの小麦粉やじゃがいもが買えるようになりました。
朝からご飯とお味噌汁を食べられたら嬉しいけれど、今食べられる物、ローカルな食材を意識して選ぶことで家計だけでなく地球環境への負担も軽くできたら、それはすごく気持ちがいいことだなと思います。
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