猫と海外移住ー費用編ー

インドア派のおでかけ

この子は、日本にいる時から飼っている我が家の猫さん。私たちと一緒に飛行機に乗って、カナダまでやってきました。

今回は、同じようにペットと海外引っ越しを考えている飼い主さんに向けて、『費用』をテーマに私の経験を綴っていきます。大切な家族の一員としてどんな準備が必要か、参考になれば嬉しいです。

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今回かかった費用

早速ですが、かかった費用は合計で約118,500円
(猫1匹・日本からカナダへ・飛行機利用)

支払いの詳細は以下の表にまとめました。

日本円で払ったもの

品目値段
マイクロチップ6,000円
ワクチン(三種混合+狂犬病)9,000円
おむつ700円
キャリー7,000円
新幹線(手回品として)600円
ペットシッター(渡航前3日間)9,000円
合計32,300円

カナダドルで払ったもの

品目値段
飛行機(国際線+国内線)$150
フード・トイレ用品$250
ペットシッター(隔離期間3日間)$430
入国時の検疫$32
合計CA$862
日本円で86,200円として計算しました。

品目ごとの解説

ワクチン接種とマイクロチップ装着

今回、狂犬病ワクチンは1度だけ接種しました。

カナダ入国には、マイクロチップは必須ではなかったのですが、日本へ帰国する場合のことを考慮して装着することにしました。(サッと調べた感じでは、日本からの出国より日本への入国の方が大変そうです。)

ワクチンの種類や価格は、渡航する国・動物病院・ペットの種類によって異なるので、参考程度にしてください。

おむつの準備

長時間の新幹線や飛行機での移動に備えて、おむつを購入しておきました。(嫌がって付けなかったので意味はありませんでした。)

ペット用キャリーの準備

今回の渡航では、ペットを飛行機の客室内に持ち込めるように手配しました。航空会社からは、ペット用キャリーのサイズが指定されたので、指定範囲内の大きさのキャリーを購入しました。

空港までの移動費用

出国時は、新幹線等を乗り継いで空港まで移動しました。 新幹線にペットを持ち込む際には、手回品切符の購入が必要なので、乗車時に窓口で購入しました。

家族や友人に車で送ってもらえると一番楽だったのですが、この時期は国際線を運行している空港が限られるので、地方在住者としては大変でした。

ペットホテルの手配

今回の渡航では、世界情勢上、(人間の)出国時の陰性証明提出や入国後の隔離が必須でした。地方在住だったので、陰性検査を受けるために渡航3日前から空港ホテルに滞在することにしたので、その期間は猫をペットホテルに預けました。

また、カナダ入国直後(国内線乗り継ぎ前)には隔離期間があったので、猫はペットホテルに預ける必要がありました。

両方のペットホテルには空港までのペットの送迎も依頼しておきました。

ペットの渡航手段

今回の渡航では、エアカナダの国際線&国内線を利用しました。(人間用の)航空券の予約が完了してから、ペットの客室持ち込みについて電話で問い合わせしたところ、予約と支払いができました。その際に、キャリーのサイズ規定についても確認しておきました。(HPにも記載されてはいますが、これも念の為)

航空会社や機体によっては、貨物室のみ可・客室への持ち込み不可の場合もあるようなので、要確認です。

食べ物やトイレ用品の準備

移住先に到着後は、しばらく義実家で預かってもらう予定だったので、必要なものは事前に購入して送っておきました。猫のストレスをなるべく軽減できるように、日本で使っていたものと似たようなものを購入したので少し高くなりましたが、すぐに新しい環境に慣れてくれたのでよかったです。

カナダ入国時の検疫

日本を出国する時の検疫に費用はかかりませんでしたが、カナダに入国する際の輸入検疫には約32ドルかかりました。クレジットカードで決済しました。

費用より、準備期間が大事

上記は今回した準備の全てになります。これで当日は困ることもなくスムーズに引っ越しができました。状況に応じて費用は違ってくるとは思いますが、準備項目が少しでも参考になれば嬉しいです。

しかし、実際には費用よりも、出国時や入国時の検疫がうまく行くかどうかが一番心配なことだと思います。このような検疫関連の書類準備やワクチン接種には、私自身もかなり日数を要しました。仕事・家具の引っ越し準備・役所関係の諸手続き等が同時進行となるので、計画的に余裕を持って準備することをおすすめします。

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