脱退一時金の還付金申請方法

納税管理人2 同じようで違う毎日

今回は還付金申請について書いてみようと思います。

下の記事をまだ読んでいない方は、こちらから先にどうぞ!

ひょっとしたら、この記事は
・納税管理人になったけれども、何をしたらいいのかわからない!という方
・脱退一時金の還付金申請について知りたい方

の役に立ったり、立たなかったりするかもよ!

確定申告自体初めての経験だったのですが、あっという間にできましたので参考にしてもらえたら嬉しいです。
この記事は2020年時点での情報です、ご了承ください。

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脱退一時金の受け取り方とは?


全体の流れは以下のようになります。
今回やるのは赤線の部分です。

  1. 脱退一時金の申請:
    年金を支払っていた本人自身で日本を出国から2年以内に申請する。

  2. 脱退一時金の受取:
    源泉徴収されたものが本人の口座へ脱退一時金が振り込まれる。

  3. 源泉徴収分の還付金申請
    納税管理人が本人に代わって確定申告をする。

  4. 還付金の受取:
    日本に口座を持つ納税管理人へ還付金が振り込まれる。

  5. 還付金の引き渡し:
    納税管理人が受け取った還付金を、本人へ引き渡す。

脱退一時金の還付金申請に必要なもの

私が持って行ったもの
  • 脱退一時金支給決定通知書
  • 確定申告書用紙
  • 納税管理人の届出書
  • 通帳
  • 印鑑
  • 納税者の現住所が確認できるもの

私が確定申告に持って行ったものはこの6つです。

  • 脱退一時金支給決定通知書
    納税者には、脱退一時金を受け取る(全体の流れの2.)時に、”脱退一時金送金通知書”と”脱退一時金支給決定通知書”が送られています。確定申告の際に必ずこの原本が必要ですので、納税管理人は事前に納税者に送ってもらいましょう。

  • 確定申告用紙
    確定申告の時期になると、納税管理人宛に納税者用の確定申告書用紙(大きい茶封筒)が送られてきます。確定申告会場や予約の案内などが書いてあるのでよく確認しておきます。実際の申請に必要な書類は”所得税の確定申告書B”と”第三表”ですが、確定申告会場に行く場合は持っていなくても大丈夫です。

  • 納税管理人の届出書
    納税管理人を選任した際にもらう書類です。

  • 通帳
    還付金は日本の銀行口座を持つ納税管理人へ振り込まれます。
    振込先の確認のために、通帳が必要です。

  • 印鑑
    念の為持っていきましたが、私は使いませんでした。
  • 納税者(友人)の現住所を確認できるもの
    納税者の住所の記入欄があります。海外にいる納税者とすぐに連絡がつくとは限らないので、携帯にメモするか、郵便物等を持参すると安心だと思います。

脱退一時金の還付金請求方法ー確定申告会場ー

確定申告の案内には事前に予約するように記載されていたので、LINEから予約を入れておきました。

当日時間通りに会場に着き、入り口でLINE予約の画面を見せると中に入ることができました。中に入ると申告の内容を聞かれたので、持参している書類を見せながら説明しました。スタッフの方は慣れているので、すぐにわかってもらえました。

その後、机が並ぶブースに案内され担当の方が付いてくれます。私は指定された場所に住所や口座情報等を書き込むだけで、計算は全て担当の方がしてくれたので、本当に助かりました。

脱退一時金の還付金請求方法ー申告書を自分で記入する場合ー

私が納税管理人をしたときは、上記のように確定申告会場を利用しましたが、夫の納税管理人は確定申告会場に行かずに自分で書類に記入して税務署に提出してくれました。私が納税管理人をした時のような確定申告の案内(封筒)も届かなかったようで、税務署に直接書類を取りに行ったようです。
必要な書類は所得税の確定申告書Bと第三表になります。詳しい書き方は”退職所得の選択課税”で検索すると出てきますので参考にしてみて下さい。提出時にも税務署のスタッフが内容を確認してくれ、ミスがあれば訂正できるのであまり心配しなくても大丈夫だと思います。



これからしばらくは、還付金が納税管理人の口座に振り込まれるのを待つだけとなります。

#3では還付金が入金された後のことを書こうと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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