ケベックの伝統的なお菓子、Sucre à la crème。
生クリームと砂糖を煮詰めたキャラメルの様なお菓子で、ケベックではホリデーシーズンをはじめとする家族の集まりにはよく出てくるんですが、これがもう歯が溶けるほど甘くて苦手なお菓子なのです。食卓に並んでるのを見かけるたびに「またこれか」とこっそりガッカリしているのですが、一度にたくさん作るので必ずお持ち帰りで持たされます。
仕方なく持ち帰ったSucre à la crème。キャラメルと比べても1粒が大きいので血糖値も気になりますが、せっかくのお菓子を捨てることもできない。そんな狭間で毎回「どう消費しよう・・・」と悩んでいたのですが、最近やっと美味しく食べられる方法を発見したのでご紹介したいと思います。
パンにのせて、こんがり焼く!
めちゃくちゃシンプルな方法ですが、これで甘さも弱まり断然美味しく食べられます。コツは、Sucre à la crèmeボロボロに崩してからパンにのせること。オーブンのbroilで表面を炙るようにして焼くと程よく溶けて広がり、軽く冷めた時にキャラメリゼされたようにパリッと仕上がります。
過去にはSucre à la crèmeをお砂糖の代用品としても使ってみましたが、生クリームが含まれていることや、熱を加えて溶かしてもすぐに冷えて固まってしまう性質により使い勝手はイマイチでした。
パンにのせて焼く方法だととてもシンプルだし、少量ずつ使えるのでそのまま食べるより健康的。サッと作れるので朝食にもぴったりです。私は保存容器に崩したSucre à la crèmeを入れて冷蔵保存しています。こんな邪道な食べ方、地元の人が見たら怒っちゃうかもしれないですが、この方法で食べるようになってからはSucre à la crèmeを好きになったので、消費にお困りの方はぜひ試してみてください!
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